仕事の行く末



病院へ行った翌日。
派遣元の営業さんが詳しい話を聞きに行きます、
ということで、私の家の近くまで来てくれることになりました。
もしかしたらクビになるかもしれません。
不安を抱えながらの面談でした。

営業の方は私の症状について詳しく話を聞いてくださいました。
病院の先生にもらった診断書もこのとき見せました。
仕事上のトラブルはなかったものの、
残業が続いて疲れていたことをお話しました。

面談は1時間に及びました。

最後に営業の方はおっしゃいました。

「会社様とは長くお付き合いさせてもらっています。
病気になったから即クビ、という企業様ではないと思います。
私の方から状況について説明してきますので、
また結果がわかり次第ご連絡いたしますね」


クビにはならない・・・


その言葉に救われた気がしました。
ハードな業務でしたが、
こんな形で会社を去るのはいやだと思っていたのです。
何とか働きつづけたいと思っていました。

とりあえず全てを営業の方に託し、
また重い体をひきずって岐路につきました。


明日また病院に行かなければなりません。
処方箋をもらいに行くのです。
もう何かを考える気力は残っていませんでした。
機械的にしなければならないことだけをしている、
そんな感じになっていました。






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