発症のきっかけ



2005年4月25日、福知山線脱線事故発生。
全国に大きな衝撃が走りました。

私が事故のことを知ったのは会社で仕事をしていたときでした。
ちょうどその日、皮膚科受診の為、
いつもより遅く出勤したいたあきさんからメールがあったのです。

「尼崎の辺りで大きな事故があったらしいよ」

私は福知山線の沿線住民で、通勤で毎日福知山線を利用しています。
人身事故や鹿との衝突、安全確認で電車が遅れることは、
頻繁に・・・ではないけれど、時々あることだったので、
今回もその程度の事故だろうと、深くは考えませんでした。


第2報をくれたのは同僚でした。


「うちの旦那が塚口に職場があるんやけど、
大きな事故があって、歩いていったらしいねん。
なんかYahooのニュースでもすごいことになってんで。
しーちゃん、福知山線使ってたやろ?」


このときになって、初めて今回の事故がただならぬ事故であることを認識したのです。


すぐにYahooニュースを見ました。
飛び込んできたタイトルはとてもセンセーショナルなもの。



「福知山線で脱線事故。死者57名」



血の気がサーっと引いていくのが分かりました。
死者57名って・・・。

何が起こったの?
脱線ってどういうこと?

とにかく状況を知りたくて、ネットニュースを読み漁りました。

心臓がドキドキと早鐘を打っています。
手の先が冷えて、震えています。

分単位でニュースは更新され、そのたびに死者の数が増えていきます。


そんな、まさか、今日乗ってきた線で何か起こるなんて・・・。


そのうち現場の映像写真が載るようになり、
生々しい大惨事の様子が伝えられるようになりました。
原因ははっきりしていません。
このとき、車と衝突したらしいという報道もありました。
(後にこれは否定されました。)


うそでしょう?うそでしょう?
今朝乗ってきた電車がそんなことになるなんて。
いつも通り、普通に乗ってきた電車なのに。


信じられない思いでニュースを見つづけました。
ただならぬ事態に仕事どころではありません。

嘘であって欲しい・・・そう思いながら、
刻々と伝えられるニュースを読みつづけました。






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