レーシック その2



2010年1月某日。


検査に行ってきました。

まず病院に入ってびっくり。
少し小さめの総合病院のロビーのような空間に、患者さん(?)がたくさんいます。
世の中に目の悪い人はたくさんいるだろうけれど、
こんなにもたくさんの人がレーシックを受けるのかと驚きました。
レーシック手術は決して安くありません。
経済的な理由でレーシックをためらってきたしーちゃんは、
「みんなお金あるんだなぁ」と漠然と思いました。

受付にはたくさんのスタッフがいて、テキパキと対応してくれます。
たくさんの患者さんがいるにも関わらず、
ほとんど待つことなく受付は終りました。

検査にもすぐ呼ばれました。
普通の眼科で受けるような視力検査と、
「機械あごを乗せて、青い光を見てください」
みたいな検査をたくさん受けました。
しーちゃんは次から次へと、言われるがままに機械にアゴを乗せました。

驚くほどたくさんのスタッフの方がいて、
検査の方法や順番も体系化されています。
この検査が終ったら、次の機械へ。
この部屋での検査が終ったら次の部屋へといった感じ。
受付同様、ほとんど待つことはありませんでした。

最後の方に、レーシック手術の術式の説明を受けました。
このとき、疑問に思っていたことなど、色々質問しました。
おそらく一般的な質問だったのでしょう。
スラスラと答えが返ってきました。

自分で質問しながら、
多分質問自体にものすごく意味を求めているのではなくて、

「『私の手術は100%成功する』という保証が欲しいんだなぁ。」

と思いました。

質問するのは不安を少しでも消すため。
もちろん必要なことではあるけれど、
どんなに質問しても「もし・・・」という不安はぬぐいされなくて、
どこかで覚悟を決めるしかないのだと思いました。


最後に先生の診察です。


手術をしても、また目が悪くなることはあるということ、
老眼が出ることはあるという説明を受けました。
そして、目のタイプに問題はなく、どの術式でもOKとのこと。

しーちゃんは同僚の男性が受けたのと同じ術式を選びました。
最新のものではありません。上から2番目のものです。

あきさんには
「大切な目のことだから、お金はケチらずに、
納得の行く術式を選ぶように」
といわれていました。

なので、お金のことを気にして2番目のものにしたのではありません。
同僚の真似をしたというわけでもありません。

目に問題はないそうなので、最新のものでもOKだったけれど、
最新のものは、新しいが故に症例数が少ないのではと不安になりました。
なんせ数ヶ月前に資料請求したときには載ってなかった「超最新」の術式です。
先生の経験も少ないだろうし、未知の問題が起こる可能性が高いかも・・・。

先生曰く、しーちゃんが選んだタイプを受ける人が今は一番多いとのことでした。



こうして検査は無事終了。
3時間かかると予約の電話では言われていたけれど、
実際には1時間半くらいで済みました。

検査のときに、ある特殊な目薬を差されるのですが
その目薬の影響で、ピントが2,3時間あいにくくなるけれど、
心配はありませんと説明されました。

実際、病院を出て携帯電話でメールを打とうとしたところ、
文字がぼやけて全く読めませんでした。
街中を歩いたり、電車に乗ったりするのに不便なことはなかったけれど、
携帯の画面など、近くのもの、細かいものにピントが合わなくなったよう。
目を細めたり、携帯電話を遠くに離したり近づけたりしてみたけれどダメ。
時間が経つのを待つしかないなぁと諦めました。
その後、時間が経つと、普通に見えるようになりました。
(1ヵ月後、妹ワカさんも同じく検査を受けたのですが、
ワカさんは携帯の文字は読めたようです。
しかし、光がとてもまぶしく感じると言っていました。
人によって多少違いがあるのかもしれません。)



2010年2月某日。



いよいよ手術の日です。

前日の夜、急に不安が襲ってきて、
なんだかよく眠れませんでした。(^^;

が、当日の朝には腹が決まったのか(?)
あまりドキドキすることもなく病院に到着。

病院のロビーにはたくさんの患者さんがいます。
受付で、手術に関する同意書を提出して、手術代を支払いました。
前回検査を受けたときにお友達からの紹介チケットを提出してあったので、3万円安くなりました。

手術後に必要なサングラスや、
睡眠中に目を触らないようにするためのプラスチック製のフタのようなもの、
それを顔に固定するためのテープなどがセットになった、渋い薄緑の袋を渡されました。

周りを見てみると、その袋を持った人がチラホラ。

ああ、あの人達も今日手術なんだ・・・と思いました。

受付が終ると今度は検査です。
今回もやはりたくさんのスタッフさんと体系化されたシステムで、
ほとんど待つことなく呼ばれ、あっという間に検査終了。
前回は色々な検査をたくさん受けたけれど、
今回は普通の眼科で受けるような検査と視力検査だけでした。


再びロビーの待合室に戻ったしーちゃん。
ここから意外と待たされました。

一度別室へ呼ばれ、紹介制度の説明を受けました。

その後再び待機。

先に手術を受けた同僚2人に、

「絶対誰かについてきたもらった方がいい」

と言われていたので、
あきさんについてきてもらっていました。

術後、一人で帰宅するのは結構心細いのだそうです。
女性の方は電車の中で泣きながら帰ったそう。
男性の方はさすがに泣きはしなかったけれど、
帰りの電車は結構しんどかったそうです。
手術室の外にあるソファで少し休んでから帰った方がいい、
とアドバイスしてくれました。

名前が呼ばれるまで、あきさんと取り留めのない話をしました。
不安はあまりなかったです。
これから手術を受けるのだという現実感がなかったのかもしれません。

そうこうするうちに名前が呼ばれました。

今まで検査をしてくれたスタッフや受付の方と違って、
ナース服を着て、髪が落ちないようにネットのような帽子をかぶった方が待っていました。
しーちゃんには黄色いネットキャップと名札が渡されました。
ピンクのネットキャップも持ってらしたので、
ピンクが好きなしーちゃんは
「あっちの方がいいな」
と思ったのだけど、仕方ありません。
後から分かったことですが、
このピンクのキャップをかぶった方は「片目だけ」の手術だったようです。
色で両目の手術か、片目の手術かを見分けているのかもしれません。
名札には名前と両目の手術を受ける旨が書かれていました。

そういえばこのクリニックでは、
事あるごとに、名前と生年月日を確認されます。
本人かどうかの確認をかなり徹底して行っているのだなという印象を受けました。

私以外にも名前を呼ばれた人が7,8人いらっしゃいました。
その人たちと一緒に、エレベーターで上の階へ。
「付き添いの方も一緒にどうぞ」と言ってくださったので、
あきさんも一緒に上がりました。
他にも付き添いのいる方が何人かいらっしゃいました。


検査を受けた階はたくさんの人でガヤガヤした感じでしたが、
手術を受ける階はシーンとしていました。

荷物をロッカーに預け、下で渡されたキャップをかぶり、
術後にさす目薬の説明ビデオを見ます。
麻酔用と思われる目薬をさされ、まずは診察室へ。

術中は青い光をずっと見ることになるのだけど、
途中、圧迫されたような感覚があって、
光が見えなくなることがあるけれど、
心配しなくも大丈夫です、という説明を受けました。

ふむ。

診察室から出ると、今度は手術室のある部屋へ。
ドアの向こうでは手術が行われているようです。
廊下に置かれた椅子に座り、順番を待ちました。
このときにも目薬をさされました。

私以外にも手術の順番を待っている人が3人いて、
それぞれの部屋の前で座っています。
まるでただ診察を受けるために病院で待っているときのようでした。

でも・・・これから手術なのです。

目を閉じて、順番を待ちました。



(2010.06.30)






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