【進級テスト結果】



テスト1週間後、結果が返ってきた。火曜日、まずはリーディング。ボキャブラリー30点(満点40点)、リーディング50点(満点60点)。クラスの平均はそれぞれ31点、51点だった。いい結果とは言えない。むしろ悪い結果だと思う。
ああ、やっぱりダメだったか、と思う気持ちと悔しい気持ちもあった。入学テストの時同様、もしかしたらという気持ちがあったらしく、予想していた結果ではあったが、落ち込んだ。

帰宅後、あきさんから電話がかかってきた。結果を心配している様子だった。そのまま点数を伝えると「それはいい結果っていうこと?」と聞かれた。確かにあきさんには分かりにくいのかもしれない。「あんまりいい結果ではないと思う」ということを伝えると、「そうか・・・」と言ったきり、あきさんもそれ以上のことは聞いてこなかった。多分誰より今の私の気持ちや状況を分かってくれているので、それ以上聞かないでおいてくれたのだと思う。
淡々と答えたけれど、実はすごく落ち込んでいた。

それから3日後、リスニングのテストが帰ってきた。100点満点中、78点だった。思ったよりいい結果だと思った。今回先生は平均点をおっしゃらなかったが、リーディングのテストの結果から見て、私の点数くらいが平均点なのではないかと思う。
他の人がどうであれ、私自身の結果はリスニングについては「思っていたよりよかった」というのが正直な感想だった。ニュースのディクテーションはいつも苦手で、今回のテストでもやはり「できなかった」と思ったからだ。残念ながら今回のテスト結果は点数のみの返却となり、テスト自体は返してもらえない。つまりどこをどう間違えたか確認の仕様がないため、推測するしかないが、やはり点を落としたのはニュースのディクテーションだと思う。
先生がクラス平均を教えてくださって、またクラス平均並みだったりしたらもう少し落ち込んだのかもしれないが、お陰でリーディングのとき程は落ち込まなかった。むしろほっとしたと言った方がいいかもしれない。
本当はこんなのではだめなのだろうけれど・・・。

全体的にテストを受けた感触としては、自分は多少なりとも進歩したと思う。もし学校に行っていなければ解けなかったであろう問題もたくさんあった。それを裏付けるかのように、7月末に受けたTOEICテストで、過去最高の865点をマークすることができた。前回までの最高点が830点だったから、一気に35点上がったということだ。特にリーディングは始めて400点を超えた。ずっと前から文法・語彙が苦手であった。長文は半分国語力でカバーしてきたようなものだったが、800点を超えてくると、そんな誤魔化しも効かなくなり、点数が上がらなくなっていた。もっと根本的に改善する必要があった。それが私にとっては文法・語彙力の強化だった。しかし、分かってはいてもそうそうできるものではない。改善が必要な箇所は苦手な部分である。苦手なのは嫌いな分野だからである。800点を超えてから、スコアが上がらなかったのは、”好きこそものの上手なれ”のまさに逆バージョンだったためだといえる。

学校に行き始めて、まず語彙が増えた。ボキャブラリー用の本があり、毎回宿題で出される。授業で単語チェックをするから、嫌でも覚えていかなければならない。リーディング、リスニングの授業でも、1度使った教材に対する復習をする。内容は言い回しだったり単語だったり、内容チェックだったりするが、単語を覚えていくことは基本である。ここでも語彙が随分増えた。4月から通い始めてたった3ヶ月。それでも宿題をして、授業を受けただけで、私のボキャブラリーは確実に増えていった。

文法に関しては、もちろん授業中にも勉強したが、一番大きかったのはクラスメイトのオジサマだ。彼は文法マニアといえるほど文法に詳しい人で、彼に借りた文法書は分かりやすく、楽しい本だった。その本を読んでいるだけで随分勉強になった。授業前に質問すれば、詳しく教えてくれる。いい参考書にも詳しかった。また、とても熱心に勉強されている方で、一緒に授業を受けているだけで、「私もがんばらなければ」という気持ちにさせられた。

学校へ行った成果がTOEICの点数という明確な形で現れたことは、本当に嬉しいことだった。正直、ここまで点数が一気に上がるとは思っていなかった。「進級できないかもしれない」と落ち込む私にとっては、何よりの励ましとなった。






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