出店記録
アート&ライフマーケット2009 in 宝塚 <その8>



開場30分前。

各ブースの代表者は前に集まるようにとの連絡がありました。
しーちゃんはいそいそと前へ。
注意事項の最終確認でした。
こまごまとした注意事項が伝達されていきます。
宝塚ホテルさんのご厚意で駐車場2時間分を無料にしてもらえる、
という新たな情報もありました。
おお、それはありがたい!
搬出のときに使わせてもらおうと思いました。
また、閉場後は、事務局が指定したブースから搬出してもらうという話もありました。
確かに50ブースが一気に搬出したら大変なことになりそうです。
これは搬入のときと同じことが言えるでしょう。
午後5時までにすべて片付けるようにと説明会では聞いたけど、
うちは何番目くらいに出られるかなぁ?
帰りの高速バスの時間もあるし、ちょっと不安・・・。


開場10分前。
リースのディスプレイは万全。



マリコと交代でお手洗いに行きました。
会場の外にはもうお客さんが列を作っていました。
あぁ、売れるといいんだけど。



午前10時、いよいよ開場・・・。

開場のアナウンスがあり、扉が開くと、お客さんが入ってきました。
私達のブースは少し入り口から離れていたので、遠くからその様子を観察。
どんどん入って来るお客さんを見て、期待に胸が膨らみました。
入り口近くのお店から順番に見ていっているお客さんが多いよう。
きっともうすぐうちのブースにもお客さんが来る・・・。
ドキドキしながらそのときを待ちました。




が・・・。




そのお客さんが私達のブースにやってくることはなかったのです・・・。(;;)



お隣のアクセサリーのお店は繁盛しています。
あれよあれよという間に何個も何個も売れています。
押し合い、へし合いといった具合にお客さんが群がっているのに、
私達のブースの前はガランとしていました。
全くお客さんが立ち止まってくれないのです。
まるでそこだけエアポケットになってしまったよう。

地元の手作りフリマで味わった悪夢が再来したかのようでした。

宝塚でもダメか・・・。

諦めにも似た思いが頭をよぎりました。

何がいけないんだろう?
あんなにディスプレイにも凝ったのに。
マリコが頑張って作ったリースなのに。
リースという商品自体に需要がないのだろうか?

いろんなことを考えました。

それでもお客さんが目の前を通ることは通っているので、
なんとか笑顔を作り続けました。

誰かうちのリースを見て!
どうかうちのブースに立ち止まって!

祈るような思いでした。


開場後20分程経って、ようやく立ち止まってくれるお客さんが現れました。
1人は小さなリースを購入してくださり、
もう1人は一番大きなリースを購入してくださいました。

本当に本当に嬉しかった!!!

商品を袋に入れて渡し、

「ありがとうございました」

と言いながら、深々と頭を下げました。

今までの人生の中で、これほど心からこの言葉を言ったことはありませんでした。

買ってくださって本当に本当にありがとうございます。
これほど嬉しいことはありません。

そんな気持ちでした。

でも、そのお二人がいなくなると、またしてもブースは寂しくなりました。

誰も見てくれない。
誰も寄ってくれない。

いたたまれない時間が過ぎていきました。

そんな時、つーちゃんから連絡が入りました。
早朝の高速バスに乗ったつーちゃんが四国から到着したのです。

入場には出店者証(シール)を渡す必要があったので、

「迎えに行ってくる」

といって、私はその場を離れました。

ちょっとほっとしました。
私たちのブースにはあまりにも気詰まりな空気が流れていました。
正直、しーちゃんはその場所を少し離れたかったのです。

つーちゃんを迎えに行っている間に状況が変わるかも?!

という期待もありました。



が・・・。



現実はそんなに甘くなかったのです・・・。


つーちゃんを連れて戻っても、状況は全く変わっていませんでした。
相変わらずお隣は大繁盛。
なのに、うちのブースはガラン・・・。

でも、つーちゃんが来たことで、マリコは少し元気になったようです。
机の反対側に立っていたしーちゃんには聞こえなかったけれど、
二人で何かコソコソと話し、くすくす笑っている様子が伺えました。

後につーちゃんに聞いたところによると、
ブースに立っているマリコが見えた瞬間、全てを悟ったそうです。
今となっては笑い話ですが、

「あんなに引きつった笑顔は見たことがない」

というくらいの顔をしていたのだとか。


それにしても・・・。
開始から30分。
売れたリースは2個だけ。


どうなるマリコルーム?!






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